s i t e s a w a d a n

超不定期日記
LAで書いたり香港で書いたりしてます。

2001年
 
10月7日

掲示板に書いた内容を、記録としてこちらにも残しておく。

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戦争状態になりました。
タリバーンとは無関係な一般アフガニスタン市民の犠牲者のことを思うと心が痛みます。
また、一部の狂信者に洗脳され煽動され、疑うことなく無益な戦いに身を投じているタリバーンの兵士達のことを思うと心が痛みます。

同様に、アメリカ国内のムスリム系住民に対しての弾圧や暴力の発生を恐れています。
テロの直後にはかなり頻発していたムスリム系市民への理不尽な暴力も、最近はあまり報道されていません。
私がニュースなどから知っているだけで3人の罪無きムスリム系市民(ムスリム系に見えるだけで実はクリスチャンだったという人も含む)が、愚かなアメリカ人の手によって殺されています。
傷害事件は枚挙にいとまがありません。
モスクに火炎瓶が投げらた事件、放火された事件、車が突進した事件なども聞いています。
あまりに愚か過ぎます。
悲しく、情けないことです。
知的水準の圧倒的に低い人間がアメリカには多いため、このような愚かな hate crime が多発します。
知識が無いので他者の存在をきちんと認識できず、ターバンや髭などの外的特徴の異質性だけを元に判断するので、簡単に彼らを敵視するに陥るわけです。
『愚かであることはそれだけで罪である』 が誰の言葉だったかは覚えていないけれど、確かに人を傷つけることの現況になる愚かさは罪でしょう。
実際、タリバーンなどによって新たなテロが合衆国内で起きてしまえば、同様の hate crime は再発してしまうでしょう。

イスラム教徒に対しての不当な弾圧が今後二度と起こらないことを祈ります。
卑近なところでは、私のオフィスの隣の建物がイスラムのモスクです。
私の会社の香港オフィスの責任者はパキスタン出身のイスラム教徒です。
もし、馬鹿アメリカ人がイスラム教徒に埒も無い言いがかりをつけるような場面に遭遇してしまったら、私は自制する事ができるか分かりません。

アメリカの軍需産業界の利益と自分の支持率とペンタゴンのメンツだけの為に戦闘行為を主導するブッシュは愚かです。
しかし、この Hate Crime の土壌になっている一般アメリカ人の中のある階層も恐ろしい程愚かです。
在米住民の一人としては、非常に悲しいことです。

9月某日

アフガンへの軍事行動を前にして、LAでは路上の車の殆どに星条旗が付いている。
窓にはさむタイプ、アンテナにくっつけているもの、手のひら大のものから1m以上の長さの走行のジャマになりそうなものまで様々。
アメリカ人たちが星条旗の下に心を一つにできることは羨ましく思う。
日本で 『日の丸の下で心を一つに』 なんて言ったら右翼扱いされるのがオチだ。
まぁ、移民の国だからそうやって団結する為の象徴が必要であったという歴史がそうさせているのだろう。
だが私は星条旗を付けていない。
それは私が日本人だからではなく、ブッシュの軍事行動に反対だからだ。
しかしながら、周囲から反戦の声は全く聞こえてこない。
ただの復讐にしか過ぎないのに、『Infinite Justice』 なんて稚拙で高慢な作戦名を付けて無理やり正当を装っていることにアメリカ人達はなぜ気づかないのだろう。
ユダヤ資本の上に動いているマスメディアは常にイスラエル擁護なので、戦争に反対する声がメディアに載らないのは分かるが、それにしても、最初から泥沼化することが分かっていて意義の薄い今回の戦争に対して異議を唱える者があまりに少なすぎる。
これからアメリカが始めようとしていることが、テロリストのそれと大差ないことにアメリカ人達はなぜ気づかないのだろう。
日本の民度が低いという話はよく聞くが、『アメリカが1番、アメリカが正義』 と信じて疑わないアメリカの民度もかなり低い。
アメリカという国を好きだと思ったことは一度もないが、今回の件では更にうんざりさせられている。

9月20日

以下は私のところに回ってきたメールです。
正直なところ、この千田さんのご意見にも疑問なところがありますが(例えば『これが単なる偶然でないことは 明確だ。』とか、ね。)、アフガニスタンの地からの心あるレポートとしては、とても貴重なものであると思います。
長いですが、載せてみます。

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国連難民高等弁務官カンダハール事務所で働いていらした方、千田悦子(ちだ・えつこ)さんという方の手記です。

千田さんは、国連難民高等弁務官カンダハール事務所で仕事をしていましたが、オサマ・ビン・ラディン氏をかくまっているとされるタリバンの本拠地へのアメリカの軍事行動などの危険性が出てくる中、一時的に勤務先をパキスタンに移転するという措置で、「避難」をしていますが、その緊急避難の最中に書かれたものです。
以下、千田さんの手記です。

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報道機関の煽る危機感

9月12日(水)の夜11時、カンダハールの国連のゲストハウスでアフ ガニスタンの人々と同じく眠れない夜を過ごしている。
私のこの拙文を読んで、一人でも多くの人が アフガニスタンの人々が、(ごく普通の一人一人のアフガン人達が)、どんなに不安な気持ちで9月11日(昨日)に起きたアメリカの4件同時の飛行機ハイジャック襲撃事件を受け止めているか少しでも考えていただきたいと思う。
テレビのBBCニュースを見ていて心底感じるのは 今回の事件の報道の仕方自体が 政治的駆け引きであるということである。
特にBBCやCNNの報道の仕方自体が根拠のない不安を世界中にあおっている。
事件の発生直後(世界貿易センターに飛行機が2機突っ込んだ時点で)BBCは早くも、未確認の情報源よりパレスチナのテログループが犯行声明を行ったと、テレビで発表した。
それ以後 事件の全貌が明らかになるにつれて オサマ.ビン.ラデンのグループの犯行を示唆する報道が急増する。
その時点でカンダハールにいる我々はアメリカがいつ根拠のない報復襲撃を また始めるかと不安におびえ、明らかに不必要に捏造された治安の危機にさらされる。
何の捜査もしないうちから、一体何を根拠にこんなにも簡単に パレスチナやオサマ・ビン・ラビンの名前を大々的に報道できるのだろうか。
そしてこの軽率な報道がアフガンの国内に生活をを営む大多数のアフガンの普通市民、人道援助に来ているNGO(非政治組織)NPOや国連職員の生命を脅かしていることを全く考慮していない。

1998年8月にケニヤとタンザニアの米国大使館爆破事件があった時、私は奇しくも ケニヤのダダブの難民キャンプで同じくフィールドオフィサーとして働いており、ブッシュネル米国在ケニヤ大使が爆破事件の2日前ダダブのキャンプを訪問していたという奇遇であった。
その時も物的確証も無いまま オサマ・ビン・ラデンの事件関与の疑いが濃厚という理由だけでアメリカ(クリントン政権)はスーダンとアフガニスタンにミサイルを発射した。
スーダンの場合は、製薬会社、アフガンの場合は遊牧民や通りがかりの人々など 大部分のミサイルがもともとのターゲットと離れた場所に落ち、罪の無い人々が生命を落としたのは周知の事実である。
まして 標的であった軍部訓練所付近に落ちたミサイルも肝心のオサマ・ビン・ラデンに関与するグループの被害はほぼ皆無だった。
タリバンやこうした組織的グループのメンバーは発達した情報網を携えているので、いち早く脱出しているからだ。
前回のミサイル報復でも 結局 犠牲者の多くは 子供や女性だったと言う。

我々国連職員の大部分は 今日緊急避難される筈だったが天候上の理由として国連機がカンダハールに来なかった。ところがテレビの報道では「国連職員はアフガニスタンから避難した。」と既に報道している。
報道のたびに「アメリカはミサイルを既に発射したのではないか。」という不安が募る。
アフガニスタンに住む全市民は 毎夜この爆撃の不安の中で日々を過ごしていかなくてはいけないのだ。
更に、現ブッシュ大統領の父、前ブッシュ大統領は 1993年の6月に 同年4月にイラクが同大統領の暗殺計画を企てた、というだけで 同国へのミサイル空爆を行っている。
世界史上初めて、「計画」(実際には何の行動も伴わなかった?)に対して実際に武力行使の報復を行った大統領である。
現ブッシュ大統領も今年(2001年)1月に就任後 ほぼ最初に行ったのが イラクへのミサイル攻撃だった。
これが単なる偶然でないことは 明確だ。
 更にCNNやBBCは はじめからオサマ・ビン・ラデンの名を引き合いに出しているが米国内でこれだけ高度に飛行システムを操りテロリスト事件を起こせるというのは大変な技術である。
なぜ アメリカ国内の勢力や、日本やヨーロッパのテロリストのグループ名は一切あがらないのだろうか。
他の団体の策略政策だという可能性は無いのか?
国防長官は早々と 戦争宣言をした。アメリカが短絡な行動に走らないことをただ祈るのみである。
それでも 逃げる場所があり 明日避難の見通しの立っている我々外国人は良い。
今回の移動は 正式には 避難(Evacuation)と呼ばずに 暫定的勤務地変更(Temporary Relocation)と呼ばれている。
ところがアフガンの人々は一体どこに逃げられるというのだろうか?
アメリカは隣国のパキスタンも名指しの上、イランにも矛先を向けるかもしれない。
前回のミサイル攻撃の時は オサマ・ビン・ラデンが明確なターゲットであったが 今回の報道はオサマ・ビン・ラデンを擁護しているタリバンそのものも槍玉にあげている。
タリバンの本拠地カンダハールはもちろん、アフガニスタン全体が標的になることはありえないのか?
アフガニスタンの人々も タリバンに多少不満があっても 20年来の戦争に比べれば平和だと思って積極的にタリバンを支持できないが 特に反対もしないという中間派が多いのだ。

世界が喪に服している今、思いだしてほしい。世界貿易センターやハイジャック機、ペンタゴンの中で亡くなった人々の家族が心から死を悼み 無念の想いをやり場の無い怒りと共に抱いているように、アフガニスタンにも たくさんの一般市民が今回の事件に心を砕きながら住んでいる。
アフガンの人々にも嘆き悲しむ家族の人々がいる。
世界中で ただテロの“疑惑”があるという理由だけで、嫌疑があるというだけで、ミサイル攻撃を行っているのは アメリカだけだ。
世界はなぜ こんな横暴を黙認し続けるのか。
このままではテロリスト撲滅と言う正当化のもとに アメリカが全世界の“テロリスト”地域と称する国に攻撃を開始することも可能ではないか。

この無差別攻撃や ミサイル攻撃後に 一体何が残るというのか。
又 新たな報復、そして 第2,第3のオサマ・ビン・ラデンが続出するだけで何の解決にもならないのではないか。
オサマ・ビン・ラデンがテロリストだからと言って、無垢な市民まで巻き込む無差別なミサイル攻撃を 国際社会は何故 過去に黙認しつづけていたのか。
これ以上 世界が 危険な方向に暴走しないように、我々も もう少し 声を大にしたほうが良いのではないか。

アフガンから脱出できる我々国連職員はラッキーだ。不運続きのアフガンの人々のことを考えると 心が本当に痛む。
どうかこれ以上災難が続かないように 今はただ祈っている。
そしてこうして募る不満をただ紙にぶつけている。

         千田悦子    2001年9月13日 筆

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「手記」はできるだけ広範囲の方々に読んでもらいたい、ということですので、
他の方に紹介してくださって構いません。

9月17日

以下は9月17日に私が掲示板に書いた内容。
これも記録の為にこのページにコピーすることにした。

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米国内の世論は圧倒的に武力行使支持ですが、私はそれに反対しています。
報復は暴力の連鎖を繋げていくだけですし、『やられたからやりかえす』というのは子供の理論です。
テロを行った者やそれを支持した者達を白日の下にさらし断罪すること、そして同じような悲劇が繰り返されないように最善の防止策を検討し実行することこそ、重要なのだと信じます。
そして具体的な今後のテロ防止としては、大掛かりな戦闘よりも、CIAなどによる諜報活動の強化の方が遥かに効果的でしょう。
大量殺戮兵器をもって派手に敵を攻撃する映像を見なくては、単純なアメリカ人たちは納得しないかもしれませんが。
暴力の連鎖を断ち切るために敢えて報復行動を取らず、CIAを含む警察力の行使によって今後のテロの可能性を元から絶つ』 という判断をアメリカが取ってくれることを強く望みますが、それを国民にそれを納得させるだけのリーダーシップはブッシュにはありません。
かのJFKなら出来たかもしれません。

今回の事件は規模と被害は甚大ですがあくまで組織犯罪なので、その報復のための軍事行動を『戦争』と言うのは明らかにおかしいわけです。
感情に走りすぎた表現に思えます。
組織犯罪である以上、CIAエージェントなどによるビン・ラディン氏捕縛、および各国の警察組織との連携によるテロ組織の摘発というのが本来取られてしかるべき対応でしょう。
しかしながら、現実的にはどうしても戦闘は避けられないでしょう。
第2次産業界やそのロビイスト達にとっては、戦争の特需は何にも換え難いほどの恩恵があります。
武器メーカーのみに限らず、自動車、飛行機やその下請け、衣類や加工食品、カバンや薬品など、その恩恵を享受する企業は全米に何千もあります。
声に出しては言えなくても、彼らは戦争を欲しています。
勿論、ペンタゴンを襲われてメンツを潰された軍部も戦争を欲しています。
そして、自己保身と高支持率の為に、ブッシュも戦争を欲しています。
非常に残念ですが、この勢いは止まらないでしょう。

戦闘行為を行わなかった場合、以下のような事態が予想されます。
 1) ブッシュの支持率の劇的な低下
   ↓
  米国株価の劇的な下落による世界恐慌
 2) 怒りの矛先を失った米国民達による、在米ムスリム系市民の迫害
   ↓
  すぐにエスカレートして暴動、便乗強盗などの横行
この状況下では、戦闘行為を取らないことも、また悲劇を生むようにも思えます。
大統領がゆるぎないリーダーシップを取り、そこに国民が共感できれば、戦闘などしなくても上記のような事態にはならないはずなのですが。

残念なことですが、今後の展望を考えるにつけ、暗澹たる思いに打ちひしがれます。

9月11日
歴史的事件になるであろう、WTC旅客機激突テロ事件がおきた。
以下はその時に私が掲示板に書き込んだ内容。
残しておきたいので、このページに改めて載せてみる

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実質的な被害は無いながらも、やはり流言がありました。
ハイジャックされた残りの飛行機がLAに向かって飛んでいるとの噂です。
『空軍が撃墜に向かったが遅すぎた』 などと言う稚拙な噂もあったようです。
事件が大きいだけに人々の心も動揺しています。
悲観的な流言が広がり易く、また銃社会であるがゆえに、一度パニックが起きてしまうとその混沌と凄惨さは日本のそれとは比べるべくもありません。

今のところ暴動は起きていませんが、何かにつけすぐに暴動が起きる土地柄です。
昨年、地元のバスケットチーム Lakers が優勝した時にも暴動が起きました。

私が住んでいる場所はかなり安全ですし、日本人駐在員で危険な場所に住んでいる人は居ないので、自分自身や日本人の友達などへの直接被害はあまり心配していません。
しかし、ダウンタウンや、黒人比率の高い地域には暫く足を運ばないつもりです。

6月某日
当サイトがハッカー被害に会う。
いやぁ、びっくり(笑)。
まぁ、扉ファイルが書きかえられて、www.sawadan.com にアクセスしてもただしょーもないテキストファイルが表示されるっちゅーるだけのカワイイもんだったけど、そーゆーこともあるのねぇって感心。
私が管理しているお仕事サイトでも同様の被害があった。
ハッカーはサイトの中身に関係なく、手当たり次第にイタズラしてたんだろーなーと思う。
実害は無かったとは言え、ハッカーなんちゅー幼稚な遊びをしている愚者が厳然と存在している事実を体験的に知ってしまい、ちょっとブルー。
その知識と能力を、もっと生産的なことか、もっとエキサイティングなことに使えばいいのにぃ。
ちっちゃいよなぁ。
6月9日
とうとうゴルフデビュー♪
コース途中で日没終了とか、ショートコースだけとか、ってのはあったんだけど、18ホールをキッチリ回ったのは初めて。
スコアは122。
『今のは素振りだよね?』 みたいなズルも幾つかあったが、初めてのコースにしてはさほど悪くないスコアだそーだ。
『ゴルフなんてオッサン臭くて嫌ぁ』 って思っていたが、本人がオッサンになってしまったのでかなり楽しめた(笑)。
よぉーし、毎週練習するぞぉ♪
6月5日
the works』 のページを新設。
ページに載せているCDは全体のほんの一部で、実はもっとずっと沢山焼いている。
見栄えのいいのだけを載せてみた。
しかし、随分焼いてるもんだと、自分のヘンなマメさにつくづく呆れた次第。
一部からは 『商売にしたら?』 なんて言われるが、んーなことしたら香港や台湾のバチモン業者と一緒になってしまうではないか!(笑)
んーなこと絶対にしないからね。
5月30日
遅まきながら、N.M.L. の ZERO LANDMINE を聞く。
メロは典型的な坂本節。
こーゆー曲は坂本自身的には 『演歌』 として蔑んでる筈なんだけどねぇ。
『戦メリ』 自体、『演歌』 の筆頭として嫌ってるくらいだし、坂本は。
なーんて考えながらボーっと聞いていたら、2曲目に坂本龍一の Piano と David Sylvian の Vocal だけのヴァージョンが!
しかも、これまた相変わらずの囁き系ヴォーカル!
素晴らしい!
ちょっと濡れた!(謎)
TAINAI KAIKI II や Secrets of the Beehive あたりの作品を彷彿とさせられた。
『やっぱり David Sylvian はピアノ一本だけバックの囁きヴォーカルが最高なのねぇ』 との思いを強くする。
ちなみに、David Sylvian って人は、坂本氏の 『戦メリ』 の歌付きヴァージョンのヴォーカルをしている人。
私は JAPAN 時代からの David Sylvian のファンで、出している作品は殆ど持っている (JAPAN の作品はあんまり無いけど(苦笑))。
この勢いのまま、David Sylvian のオリジナルベストCDを焼こうと決意(笑)。
5月某日
台北へ出張。
台湾へは2度目の訪問だが、やはり香港とは街の空気が全く違う。
田舎臭くて、のどかで、汚い。
PC業界では世界でトップクラスの部品やさんが多いなんてことが全く嘘の様に感じられる。
香港よりは、明らかに中国本土に近い雰囲気だ。
世界一有名な小龍包のお店、鼎泰豐(ディンタイフォン ) に行けなかったのが泣くほど悔しい。
次回は絶対に行って食いたおしてくるぞ!
日本の音楽CDを30枚ほど購入。
でも、かかったお金は1万円程度(笑)。
4月13日
アナハイムで、エンジェルス対マリナーズを観戦。
ツアーで来ている日本人応援団の多さに圧倒された。
イチロー対長谷川 の対決と、イチローのファインプレイと、2ランサヨナラホーマーを打たれた佐々木をしっかり見てきた。
私の中での山場は、長谷川の登場だった。
随分前にテレビで見たときよりも、長谷川は大きくたくましくなっていた。
イチローは偉大だし、佐々木も凄いが、個人的には長谷川を応援したい。
誰にも注目されずアメリカに来て、英語を学び、体を作り、自分で入団テストを受け、こうしてメジャーのマウンドで頑張っている長谷川にこそ共感しちゃったりする。
どーでもいーけど、日本人観戦客は、試合の展開とか、どちらのチームの好みとかに関係なく、イチローと佐々木と長谷川ばっかり応援してておかしかった(笑)。
近くに居たアメリカ人も苦笑していた。
4月12日
31回目の誕生日は、友人の美女2人に、行きつけのお店 『夢舎 (Musha)』 に招かれ鼻の下のびっぱなしのままとてもいいお酒を戴く。
4月某日
日本のお友達から、スガシカオのLA旅行記豪華パンフレット(CD付き) 『SHIKAO & THE FAMILY SUGAR Tour '01 STAGE 3 / Shikao Goes To LA』 が届く。
感謝感激♪
シカオちゃんが、サンタモニカとかベニスビーチとかの、私になじみの場所を歩いていたことを、CDの語りとパンフレットの写真で知り、無意味に猛烈に興奮する。
読んでくれれば一緒に飲んだのにぃ、シカオちゃんったらぁ(バカ)。
4月某日
お仕事でラスベガスへ。
もう何回来ているか数え切れないが、初めてジャグジースイートの超高級な部屋にお泊り♪
すべてはホテルの手違いの埋め合わせであって、私は最低料金しか払ってないんだけど(笑)。
お部屋の中のジャグジー(バスルームは別にあるのだ!)に入って、いい気分。
ただやはり根が貧乏性なので、『こんないいネタ、サイトに載せなアカン!』 と無意味に力んでセルフタイマーを使って写真を撮りまくり、いーかげん湯冷めしてしまった(バカ)。
朝食は最高級ホテルの Bellagio で、やたらに上品なオムレツのセットメニューを戴いた。
いつか、会社の経費で Bellagio に泊まれるようになってやるぅ!
4月3日
矢野顕子のライブを Hollywood で見てきた。
ピアノ一本の弾き語りのライブだった。
ライブハウスは小さく、オーディエンスも多くなかった。
なぜかみんな前に出てこないので、ちょっと遅く会場に入ったにも関わらず、ずいずい前に進みステージのまん前であっこちゃんを鑑賞。
知っている曲も多く、しっかり感動した。
『David』 のイントロをあっこちゃんが引き始めたときにはちょっと涙がでた。
しかし、これで$25(前売りは$17)は、謝りたくなる程の激安。
2月某日
デジカメを購入。
『また』 パスポートと一緒に無くしてしまった先代のオリンパスZ-900Zoom君(131万画素/3倍光学ズーム)に代わって、FUJIFILM の FinePix4500 (←写真はお約束の鏡映し自画像) を選択。
今まで3台オリンパスばっかり使っていたので最初は戸惑うかと思ったが、操作性、ホールド感、画質、速度、そしてデザインとサイズ、その全てが合格点♪
光学ズームなんてなくたってこの子で十分♪
『おまさ』 と命名(バカ)。

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